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ウータン・クラン(Wu-tang Clan)、そしてロックス(The Lox)ことD・ブロック(D-Block)という、共に90年代から活躍する米ニューヨークのヒップホップ・グループによるコラボレーション、ウー・ブロック(Wu Block)。企画の発表から2年以上が経つ中、いよいよコラボ作となるアルバム『Wu Block』が11月13日に発売となることが明らかになった。
元々コラボが多かったD・ブロックのシーク・ルーチ(Sheek Louch)とウータンのゴーストフェイス(Ghostface)による主導で立ち上がったこのコラボ企画、2010年には発表されていたもののしばらく音沙汰がなかったが、今年6月になってシーク・ルーチとゴーストフェイスによる新曲“Union Square”が発表され、その後、8月から9月にわたっての「ウー・ブロック・ツアー」が発表。ゴーストフェイス、レイクウォン(Raekwon)、シーク・ルーチ、ジェイダキス(Jadakiss)、スタイルズ・P(Styles P)らで全米ツアーを行い、夏の恒例ヒップホップ・フェス「Rock The Bells」などにも出演した。
そしていよいよこのプロジェクトがアルバムとして結実する。10月4日にゴーストフェイス、シーク・ルーチ、ジェイダキスによるリード・シングル“Stick Up Kids”をデジタル・リリースしたのに続き、アルバム『Wu Block』がインディ最大手のeOne Musicから11月13日に発売。ゴーストフェイスはこのアルバムについて、「ホームメイドだ。ずっと失われていたものがそこにあるようなアルバムだ。最初に全部通して聴いた時は幸せな気分になったよ。こういう企画にはあまり口を出すつもりはあまりなかったが、本当に心からハッピーになった」などと語り、2年越しのアルバム完成に満足している様子。なお『Wu Block』日本盤は11月21日発売予定。(t)
ニュース提供：bmr.jp
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