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「お気楽な白人大学生ラッパー」という今までなかったキャラクターで異彩を放つアッシャー・ロス(Asher Roth)が、新作が来年1月のリリースになることを発表、同時に予定していたタイトル『Is This Too Orange?』を止めたことを発表した。
新生Loud Records/Def Jamからリリース予定のアッシャー・ロスの新作は、当初は英BBC放送が1957年のエイプリル・フールに放映したジョークをネタにした『The Spaghetti Tree』というタイトルにするとしていたが、その後「目が覚めた時に広がる情景で、オレンジは創造力を司るチャクラの色」として『Is This Too Orange?』にタイトルを変更していた。このニュー･アルバム、2013年1月22日の発売に決まったが、一方でタイトルは白紙に戻ったようだ。
これはMTVのインタビューでアッシャー・ロスが明かしたもの。発売日を発表した彼は、「タイトルはまだ発表できない」「新しいタイトルでまたエネルギーを再チャージするつもり。だから数週間以内に新タイトルは発表するよ」とタイトルを変更したと語った。その理由について彼は、「『Is This Too Orange?』というタイトルはフランク･オーシャンへの敬意に欠けるから」と、フランク･オーシャン(Frank Ocean)が今年7月に発表した話題作『channel ORANGE』に配慮したことを明かしている。
新作のサウンドについては、「ブルースからの影響もあるし、オルタナティブ・ロック、ポップスからも。親しみやすくて楽しいものになるよ。楽しめる音楽を作っているところだ」と多彩なサウンドを聴かせるようだ。先週には、オーレン・ヨール(Oren Yoel)が手がけた新曲“Wrestling Is Fake”も発表されているが、新作にはプロデューサーとしてオーガナイズド・ノイズ(Organized Noize)、ナッツ(Nottz)、ジム・ジョンシン(Jim Jonsin)らが参加、ゲストにはフレンチ・チェスター(French Chester)のD.A.らが参加しているとか。(t)
ニュース提供：bmr.jp
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