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ドクター・ドレー、スヌープ・ドッグ、ゲームという西海岸を代表するヒップホップ・アーティストが揃って「後継者」と認める今年最注目の新鋭ラッパー、ケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)がメジャー・デビューを飾る注目の新作『good kid m.A.A.d city』が10月22日、ついに発売され、発売初週のセールスが20万枚を超えるとの推計が出るヒットを記録している。
当初はレディー・ガガ(Lady Gaga)の参加も予定された話題の新作『good kid m.A.A.d city』は、音楽セールスやチャート動向を発表しているHitsDailyDoubleによると、発売初週セールスが20万枚を超える勢いだという。ゲームや50セント(50 Cent)ら先輩ラッパーたちが口を揃えて「傑作」と語る新作だけに、その注目の高さがそのままセールスに反映されたようだ。しかし、米Billboardのアルバム総合チャートでは、それでも初登場2位になりそうだ。同日発売となったテイラー・スウィフト(Taylor Swift)の新作『Red』が110万枚にのぼるセールスとみられており、初登場1位が確実視されているからだ。テイラー・スウィフトはこれで2作連続で発売1週目でミリオン突破という快挙を達成するとみられている。
一方、早くも高い評価を受けている『good kid m.A.A.d city』についてケンドリック本人は、「まだクラシックとはいえないな。そういう評価は少なくともあと10年は経ってからでないと。もちろん、最高のものを作ったけどね」とラジオのインタビューで語っている。
なおケンドリック・ラマーは『good kid m.A.A.d city』発売にあわせて行った地元LAでのコンサートでは、ドクター・ドレー(Dr. Dre)やT.I.がサプライズ・ゲストとして出演し、会場を大いに湧かせた。またTVにも出演し、最新シングル“Swimming Pools (Drank)”をパフォーマンスしている。なお、大手ディスカウント・チェーンのTargetだけで発売されるTarget Deluxe Editionには、この“Swimming Pools (Drank)”に、ブラック・ヒッピー(Black Hippie)の仲間となるジェイ・ロック(Jay Rock)、アブ・ソウル(Ab-Sou)、スクールボーイ・Q(ScHoolboy Q)参加のリミックスが収録される。(t)
ニュース提供：bmr.jp
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