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エイサップ・ロッキー、アルバム・デビューは来年までおあずけ
(10/31)
ラナ・デル・レイ(Lana Del Rey)との共演などでも話題を呼んでいる新鋭ラッパー、エイサップ・ロッキー(A$AP Rocky)だが、発売が待たれているメジャー・デビュー作は来年まで発売が延期されたことが明らかになった。

2011年夏にシングル“Pesso”が話題を集めたことなどをきっかけに同年、Polo Grounds Music/RCA Recordsと300万ドルとも噂される破格のメジャー契約を手にしたエイサップ・ロッキーは、ハイファッション・ブランドを身にまとい、Complexが選ぶ「今、もっともオシャレなニューヨーカー50人」で1位に選ばれるなど、そのファッション・スタイルも注目を集める次代のスター・ラッパー候補。アッシャー(Usher)らの楽曲に客演したほか、ラナ・デル・レイとのコラボレーションなど着実に活躍のフィールドを広げている彼だが、待望のデビュー・アルバム『Long.Live.A$AP』は、当初の今春から、7月、9月、そして10月31日と度々発売延期が繰り返されていた。しかし結局、今年中はリリースされないようだ。

エイサップ・ロッキーはラジオ番組のインタビューで、『Long.Live.A$AP』の遅れについて、「延期しているのはクリアランスの関係。多くの曲をサンプリングしているから、許諾を得なければいけないんだ。俺はまだまだ新参で素人だったから、どれをサンプリングしたかとかちゃんと覚えておかなくてさ。でも後々、数百万ドルの訴訟とか起こされたくないからね」と説明。エイサップ・ロッキー自身、アルバムの最初の曲と最後の曲をプロデュースしたことも明かしている。また彼は別のインタビューでも、「サンプリングの使用許諾を得るのがとにかく大変だった。その権利者をまず探さないといけないからさ。それに時間がかかって、延期し続けたんだ」とコメント。現在はすべての使用許諾も下り、ようやく完成したようだが、しかし彼は発売を急ぐ気がないという。「リリースは年初とか、来年の始めのうちになるかな。12月に出しても意味ないだろ」と語っており、発売は来年に持ち越しとなるようだ。

『Long.Live.A$AP』からは、ヒット・ボーイ(Hit-Boy)のプロデュースによる“Goldie”を発表したのに続いて、10月24日には、ドレイク(Drake)、トゥー・チェインズ(2 Chainz)、ケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)と旬のアーティストを擁した2ndシングル“Fuckin' Problem”をリリースしている。『Long.Live.A$AP』にはファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)やラナ・デル・レイらも参加していると言われている。(t)

ニュース提供:bmr.jp

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