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リル・ウェイン新作はやはり来年に延期へ
(11/09)
先日はプライベート・ジェット機内で何らかの‘発作’を起こし、2日連続で病院に緊急搬送されるなど体調面でも心配される人気ラッパー、リル・ウェイン(Lil Wayne)だが、彼の新作『I Am Not A Human Being II』がふたたび発売延期となり、来年まで持ち越されることが分かった。

ジューシィ・J(Juicy J)、デヴィッド・バナー(David Banner)、クール&ドレー(Cool & Dre)らに加え、久しぶりにカニエ・ウェスト(Kanye West)がプロデューサーとして参加することでも注目を集めているニュー・アルバム『I Am Not A Human Being II』は、当初11月13日発売と伝えられたものの、すぐに12月11日に発売延期。しかし、米Billboard誌によると、さらに発売が延期しており、来年になるだろうとのこと。具体的な発売時期については明かされていない。

また、クインシー・ジョーンズの息子で、音楽プロデューサーとして活動する一方、『Beef』シリーズなどのドキュメンタリー映画監督として有名なクインシー・ジョーンズ3世(Quincy Jones III)と係争中だったリル・ウェインは、先日の緊急搬送によって証言をする日の公判に出席できないなどのトラブルもあったが、この裁判について敗訴となった。この裁判は、クインシー・ジョーンズ3世がリル・ウェインに密着取材したドキュメンタリー『Ther Carter』を巡るもので、ウェイン側は、この映画は自分の音楽を無断で使用しているとして9月に訴訟を起こしたが、クインシー・ジョーンズ3世は正規の手続きを踏んでいると反訴。この言い分が認められたか、リル・ウェイン側の敗訴が下され、逆にリル・ウェインは219万5000ドル(およそ1億7520万円)をクインシー・ジョーンズ3世に支払うよう言い渡されたという。リル・ウェインは、特に証言ができなかったことについて、裁判所へ向かう途中に病院へ緊急搬送されるという「危急の事態」だったことを考慮してもらえなかったことが不満の様子で、裁判所を後にしたという。(t)

ニュース提供:bmr.jp

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