最新R&B,HIPHOPニュース

キャッシュー・マニー、楽曲の世界セールスが累計5億枚を突破
(11/21)
リル・ウェイン(Lil Wayne)を筆頭に、ドレイク(Drake)やニッキー・ミナージュ(Nicki Minaj)など、ここ数年の米ヒップホップ・シーンを席巻する人気ラッパーを抱えるCash Money Recordsが、所属アーティストの楽曲セールスの累計が5億枚に達したことを発表した。

Cash Money Recordsは、1991年にバードマン(Bryan "Birdman" Williams)とその兄スリム(Ronald "Slim" Williams)の兄弟によってニューオーリンズで創設したヒップホップ・レーベル。特に近年は、リル・ウェイン、ドレイク、ニッキー・ミナージュといったスターを生み出し、米大物ラップ・ロックバンドのリンプ・ビズキット(Limp Bizkit)、日本でも人気のポップ・シンガー/女優のクリスティーナ・ミリアン(Christina Millian)などこれまでの路線とは異なるタイプのアーティストとも次々と契約する拡大路線を展開、音楽不況にあってもっとも絶好調といえるレーベルだ。7月にバードマンとスリムのふたりが表紙を飾った米Billboard誌では、R&B/ヒップホップにおける“パワー”のあるレーベルとしても選ばれ、その時点でレーベル楽曲の世界セールスは累計4億8000万枚となっていたが、レーベル創設から21年、ついに5億枚まで到達したという。

バードマンはAllHipHop.comに対し、この5億枚突破について、「我々以上に、精力的かつ多くの作品をリリースしているレーベルは他にない。全所属アーティストと彼らの功績を誇りに思う」とコメント。バードマンはMTVに対しても「誰も俺たちを越えられない。俺たちは世界で5億枚を売ったんだ」と誇らしげだ。ベイビーも、「レーベルを始めたときからの目標だった。でも俺は12歳のときに億万長者になろうと決めて、15歳で百万長者になった。俺は14の頃からリッチだったんだ。俺の‘息子’(※リル・ウェインのこと)も12歳から百万長者だ」と語った。またバードマンは、「ここまで到達するのに、いかに俺たちが頑張って働いてきたか。でも短い時間でもっと成果を上げられるって分かったよ。残り5億枚は5年か3年で達成できるんじゃないかな。ますますハードに働こうって気になるよ」と累計10億枚に向けて意気込んでいる。

ニュース提供:bmr.jp

他のニュースを見る
mero.jpうたフルTOPへ