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ブルーノ・マーズ、新作でエスペランサとのジャズ・デュエットも
(11/22)
まるで『グリー』のように“Marry Me”に乗ってミュージカル調のパフォーマンスを披露し、最後に楽曲同様プロポーズするという一般人のホームメイド映像が日本でも大きな話題を呼んだブルーノ・マーズ(Bruno Mars)。いよいよ12月に待望のニュー・アルバムが発売されるが、さまざまなアーティストとのコラボレーションを行ったこの新作で、グラミー授賞ジャズ・シンガー/ベーシストのエスペランサ(Esperanza Spalding)とのデュエットも披露しているという。

世界で600万枚以上の大ヒットを記録したデビュー作に続くニュー・アルバムは、『Unorthodox Jukebox』。異端のジュークボックスと名付けた理由についてブルーノは、「今のレーベルと契約する前に、重役たちからはずっと俺のやっていることはあまりにいろんな要素がありすぎて異端だって言われ続けたんだ……だから今回は自分の好きなことなら何でもやろうって決めたんだよ」と説明。ディプロ(Diplo)、マーク・ロンソン(Mark Ronson)など多彩なプロデューサー陣とコラボしていることが明らかになっているが、“Old & Crazy”という曲ではエスペランサとデュエットしているという。この曲は、大手小売りチェーンのTargetだけで販売される限定盤収録のボーナス・トラックとのことで、カニエ・ウェストとの制作でも知られるジェフ・バスカー(Jeff Bhasker)とエミール・ヘイニー(Emile Haynie)が手がけたとのこと。バスカーは、「(ビリー・ホリデイなどで知られる)“Pennies From Heaven”みたいな、正真正銘のイカれたジャズ・クラシックに仕上がっているよ。1920年代のパリのクラブで聞いてるみたいなサウンドだ」と語っており、ブルーノの新たな一面を見せた曲だと自信をのぞかせている。

リード・シングルとなる“Locked Out Of Heaven”は、エイミー・ワインハウスなどのプロデュースで知られるマーク・ロンソンとのコラボ曲だが、彼はブルーノ・マーズのことを知らなかったとか。ブルーノからのラブコールで実現したこのコラボ、マーク・ロンソンは「会うなり彼は、“マーク・ロンソンがブルーノ・マーズとコラボしたらこうなる”っていうサウンドの真逆をやりたいって言いだしてね。そして彼がとんでもない才能の持ち主だって知ったよ。俺がこれまで作った中で、一番プログレッシブな音楽になった」と、ブルーノとの制作を振り返っている。前作に続いて参加したディプロも同様に、「俺が今まで一緒に制作した中で、俺たちの世代ではもっとも才能のある奴」と絶賛、今回はストリップ・クラブにふたりで行った経験を生かして、クラブ向けの“Money Make Her Smile”という曲を制作したという。他にも、失恋を歌ったエモーショナルなバラード曲“When I Was Your Man”では、マイク・スノウのアンドリュー・ワイアット(Andrew Wyatt of Miike Snow)と共作したとのこと。

ブルーノ・マーズの新作『Unorthodox Jukebox』は12月12日発売予定。

ニュース提供:bmr.jp

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