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アリシア・キーズ、新作が全米チャート初登場1位に
(12/06)
夫スウィズ・ビーツ(Swizz Beatz)との子を出産後初のアルバムとなる、3年ぶりの新作『Girl On Fire』をリリースしたアリシア・キーズ(Alicia Keys)が、大方の予想どおりこのニュー・アルバムで全米チャート初登場1位を獲得した。

アリシア・キーズは、新作からのリード・シングル“Girl On Fire”が今週、米Billboard誌のR&B/Hip Hop Songsチャートで2位に、シングル総合のHot 100で11位に上昇する中、ニュー・アルバム『Girl On Fire』はおよそ15万9000枚を売り上げてアルバム総合チャートで初登場1位に輝いた。前作『The Element Of Freedom』(2009年)は初週41万7000枚というセールスながらスーザン・ボイルのデビュー作『I Dreamed A Dream』とぶつかって2位となっていたため、アリシアにとっては『As I Am』から5年ぶりの1位獲得となる。また初週15万9000枚という数字は、2005年に発表したライブ盤『Unplugged』の19万6000枚を下回る、過去最低の初動となるが、今週はアルバム総合チャートのトップ20にランクインした作品の中で『Girl On Fire』のみが唯一の新作という、強力な競合がいなかった状況が幸いしたようだ。

アリシア・キーズの新作『Girl On Fire』は、ベイビーフェイス(Babyface)やマックスウェル(Maxwell)、ドクター・ドレー(Dr. Dre)から、ジョン・レジェンド(John Legend)、ブルーノ・マーズ(Bruno Mars)、フランク・オーシャン(Frank Ocean)、またエミリー・サンデー(Emeli Sande)やThe xxのジェイミー・xx(ジェイミー・XX(Jamie xx)など、これまでになく多彩な面々とのコラボレーションを行って生まれた作品。アリシアは、「本当のコラボレーションというものをすごくしたかったの。別々の世界を持つふたりが混ざり合うような。今回は文字どおり“衝突”できるクールな人たちがたくさん参加してくれた。コラボによって新たなレベルへと行けたと思う」と説明。フランク・オーシャンの参加については、「私が大ファンだったの。彼の書くものが大好き。彼の頭の使い方が素晴らしいわ」と語っている。

なお、12月5日に発表された第55回グラミー賞のノミネーションでは、アリシアの“Girl On Fire”を手がけたプロデューサーのサラーム・レミ(Salaam Remi)が、年間最優秀プロデューサー部門のノミネートを受けている。

ニュース提供:bmr.jp

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