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来年のグラミー候補となったアッシャー(Usher)“Climax”などのソングライターとして知られる22歳のR&Bシンガー、イライジャ・ブレイク(Elijah Blake)が、ノーI.D.(No I.D.)やコモン(Common)らも参加したデビュー・EP『Bijoux 22』を発表した。
ドミニカ共和国出身、米フロリダのパームビーチで育ったイライジャ・ブレイクは、本名をショーン・フェントン(Sean Fenton)と言い、以前はレッド・スタイルズ(Redd Stylez)の別名で活動していたR&Bシンガー/ソングライター。トレイ・ソングズ(Trey Songz)“Jupiter Love”などを手がけ、キーシャ・コール(Keyshia Cole)“Enough Of No Love”やアッシャーの“Climax”といったヒット曲のソングライターとして今年、一躍注目を集めている。
ソングライターとしてリアーナ(Rihanna)新作にも参加するなど活躍しているだけでなく、シンガーとしても、2011年にノーI.D.がDef Jam Recordings傘下に設立したArtiumと契約。リック・ロス(Rick Ross)『God Forgives, I Don't』収録の“Presidential”や、ゲーム(Game)『Jesus PIece』収録の“Freedom ”、またライターとしても5曲関わったキーシャ・コール『Woman To Woman』収録の“Wonderland”でフィーチャーされるなど、シンガーとしても徐々にその存在感を示している。
今年夏にはジェイ・Z(Jay-Z)率いるRoc Nationとマネジメント契約を結び、アーティストとしての今後の活躍が期待される中、米時間で12月12日に8曲入りの無料EP『Bijoux 22』を発表。レーベル・ボスであるノーI.D.や、ドン・キャノン(Don Cannon)、S1 (Symbolic One)らが、期待の存在であるイライジャのお披露目をバックアップしている。コモンがラップを交え、オージェイズ(The O'Jays)の“Back Stabbers”(「裏切り者のテーマ」)をサンプリングしたヒップホップ・ソウル的な“X.O.X.”から、ジャスティス(Justice)“TTHHEE PPAARRTTYY”をサンプリングした“Looking For Perfect”、ギターが重く響くブルージーなバラード“Beloved”などを収録。イライジャはこの『Bijoux 22』について、「今回、“自分の”サウンドにしようと思ってた。他のアーティストに提供したような曲と、俺が歌う曲は大きく違うからね。ソングライターやシンガーの中には自分の力を発揮する場所を見つけられない奴もいるが、俺はカニエ・ウェストと多くの成功を成し遂げたノーI.D.の力を得られた。だから俺は自分の進むべき道を見つけたと思う。プログレッシブなヒップホップとR&Bという道を歩いているよ」とコメント、一方で「アルバムはこのEPよりももっとコマーシャルでストーリーのあるものになる」と、実験的な内容になったと語っている。アルバムからの1stシングルは来年1月に発表予定とか。
また、彼はなんとブリトニー・スピアーズ(Britney Spears)の新作にロドニー・ジャーキンス(Rodney Jerkins)と共に関わっており、「色んな意味で誰も予想していないブリトニーになっている、間違いなく」と断言したほか、シアラ(Ciara)の新作『One Woman Army』などにも参加しているとのこと。
ニュース提供：bmr.jp
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