最新R&B,HIPHOPニュース

ビヨンセ、グウィネス・パルトローらが銃規制強化を訴える
(12/24)
米東部コネチカット州のサンディフック小学校で12月14日で発生し、26人が死亡した銃乱射事件は世界中にショックを与えたが、これを受けてビヨンセ、グウィネス・パルトロー、キャメロン・ディアス、ジェイミー・フォックスといった有名人たちが銃規制の強化を訴える公共広告「Demand A Plan」に出演、このPR映像が12月21日に公開された。

「銃規制を強化する法案を要求する」というこの「Demand A Plan」、数々の有名人が主張する公共広告ビデオとして登場。ビヨンセ、ジョン・レジェンドや、ジェイミー・フォックス、グウィネス・パルトロー、キャメロン・ディアス、ジェシカ・アルバ、ジェニファー・アニストン、クリス・ロック、コナン・オブライエン、セレーナ・ゴメスなど、歌手から俳優、TV司会者など幅広く有名人たちが出演し、迅速な銃規制の必要性を訴えている。

特にこれは先日、NRA(National Rifle Association 全米ライフル協会)が生徒たちを守るための解決策として「より多くの銃、武装した警備員を配備」「(銃撃などを扱った)TVゲーム、映画などの規制」を提案したことへの反発も大きいものと思われる。前者についてはすでに多くの小学校などがこのNRAの主張に反発しているほか、特にハリウッド映画や『グランド・セフト・オート』などのゲーム名が具体的に挙げられ非難された後者についても、映画製作側や俳優、またゲームメーカーなどが抗議している。

なお、ホワイトハウスの公式陳情サイトに、迅速な銃規制を求める過去最多の署名が集まったこともあり、オバマ米大統領は「あらゆる権限を使って悲劇を阻止する取り組みが前進するよう支援する」と銃規制強化に取り組む旨をすでに宣言している。しかし一方で、こうした影響を受けて世界最大のスーパーマーケットチェーンであるウォルマートなどで皮肉にも規制対象となる銃が完売してしまうといった現象が起こっていると報じられており、米社会における銃規制の難しさをうかがわせている。こうした中で有名人たちによる「Demand A Plan」がオバマ大統領の後押しとなるか、注目されるところだ。

ニュース提供:bmr.jp

他のニュースを見る
mero.jpうたフルTOPへ