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「ソウル・シスター No. 1」 JBファミリーのマーヴァ・ホイットニー亡くなる
(12/25)
ジェイムス・ブラウン(James Brown)ファミリーの一員として知られ、その迫力ある歌声から「ソウル・シスター・ナンバーワン」などと呼ばれたファンクの女帝マーヴァ・ホイットニー(Marva Whitney)が米時間で12月22日土曜日に亡くなっていたことが明らかになった。68歳だった。

マーヴァ・ホイットニー(本名マーヴァ・アン・マニング Marva Ann Manning)は、家族によるゴスペル・グループ、マニング・ゴスペル・シンガーズ(Manning Gospel Singers)として幼少の頃から鍛えられ、60年代後半からジェイムス・ブラウンのファミリーとなってアルバムを3作リリース。ヒットとなった“It's My Thing (You Can't Tell Me Who to Sock It To)”は後にパブリック・エナミー(Public Enemy)などにサンプリングされるなど、ヒップホップ世代からも支持されている。その後はJBファミリーから離れて活動するも、近年もライブを中心に精力的に活動しており、2006年には日本が誇るファンク・バンド、オーサカ=モノレールと共に『I Am What I Am』をリリース、同年に来日公演を行い、2007年にはフジロックフェスティバルにも出演した。

彼女の死は、Facebookページで日本時間24日に明らかにされた。死因は発表されていないが、肺炎による合併症が原因と複数のメディアが報じている。2009年にオーストラリアのステージ上で倒れたことがあったが、その後快復し、2010年からは元気な姿を見せていたところだった。オーサカ=モノレールはFacebookで「ソウル・シスター・ナンバーワン、マーヴァ・ホイットニーの死を悼みます。素晴らしいインスピレーションを与える人であり、近しい友人を亡くしました。マーヴァ、安らかに。あなたはあなたです!(you are what you are!)」と追悼のコメントを綴っている。

ニュース提供:bmr.jp

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