
(01/08)
昨日、米大手量販店ウォルマートのウェブサイト上への掲載情報から6月22日まで発売が延びたと報じられていたリル・ウェイン(Lil Wayne)の新作"Rebirth"だったが一転、配給レーベルUniversal Motownや広報担当などが、予定通り2月のリリースを主張しているようだ。
同作からはエミネム(Eminem)客演で注目の高い"Drop the World"が、今週のビルボードシングルチャートHot 100の18位に初登場したほか、最新曲"On Fire"のPVも公開されたばかりと、ここに来てアルバムリリースに向けた動きも進んでいる状況。
"Rebirth"は、2008年の大ヒットアルバム"Tha Carter III"のリリースからほどなく制作が伝えられ、初のロックアルバムとしても注目を集めるも、notrax編集部で把握している限りでは都合10回、米ビルボードなどの音楽サイトでは昨年4月7日から公式に6回の発売延期と報じられている。昨年末にはリル・ウェイン自身のレーベルYoung Moneyのクルーアルバム"We Are Young Money"と2枚組としてリリースするとの情報や、度重なる発売日変更のためオンライン通販サイトAmazonが前代未聞の発送ミスが発生。また当初は所属レーベルオーナーのバードマン(Birdman)が「2月1日発売」と発表したにも関わらず、今回の発表では「予定通り2月2日」とされており、流通業者はもちろんレコード会社から所属マネージメントに至るまで混乱した状況が露呈している。
一方、リル・ウェイン本人は2月9日から違法銃器所持の罪で1年間服役することが決まっており、彼の出所後に改めてプロモーションするために6月という日付が出てきたのではとの観測もある。(t)
ニュース提供:bmr.jp
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