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ナズ&ケリス離婚問題に決着
(04/14)
2009年4月の離婚表明から、長らく続いていたヒップホップ/R&B界の元スター夫婦、ナズ(Nas)とケリス(Kelis)の離婚法廷闘争に、ついに終止符が打たれた。

昨年の7月、ロサンゼルス高等裁判所がナズに対し下した『月額4万4千ドル(約400万円)の養育費の支払い命令と、息子ナイト(Knight)の親権はケリスに認める』という判決によって、いったんは決着したかに見えた離婚調停。しかしナズはこれを不服として同年11月に反訴。これを受けて12月に証言審理を行ったところ、逆に生活補助及び養育費として月額51,101ドル(約460万円)の支払いを命じられ、負担費用が増額した。納得のいかないナズは12月からこの支払いを拒否、これに対しケリスは法廷侮辱罪を適用するべきと主張するなど2人の争いは泥沼化の様相を呈していた。

しかし、今月12日の月曜日、ナズが出廷。ロサンゼルス高等裁判所は、ナズに養育費として47,249ドル(約440万円)、生活補助として40,454ドル(約370万円)の支払いを命じ、さらにケリスに299,015ドル(約3千万円)を支払い終わるまで、月額10,000ドル(約93万円)の支払いが命じられた。

これに加え、ナズはケリスの裁判費の90%である155,787ドル(約1400万円)と、所要経費48,549ドル(約440万円)を負担しなければならない。総額約55万ドル(約5千万円)の支払いを命じられるナズにとっては厳しい判決となった。

一方、音楽面では両者とも精力的に活動しており、ケリスは5月発売のニューアルバム"Fleshtones"に先駆け、ミックステープアルバム"Queen of Hearts: Off with Their Heads - Kelis: Fresh Tone Mixtape"を発表。先月は新曲"Acapella"がビルボードダンスチャート1位を獲得した。ナズの方は、長い間発売が待たれているダミアン"ジュニア・ゴング"マーリー(Damian 'Jr. Gong' Marley)とのコラボによる大作"Distant Relatives"を発売を5月に控えている。また8月には日本で行われる音楽フェス、Summer Sonicへの参加が決定している。

ニュース提供:bmr.jp

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