
(04/14)
今月8日にガンによって亡くなったことが報じられたマルコム・マクラーレン(Malcolm McLaren)だが、その死の原因はアスベストにあると彼の交際相手女性が述べている。
セックス・ピストルズ(Sex Pistols)の元マネージャーで、自身もアーティスト/プロデューサーとして音楽史に名を残す活躍をしたマルコム・マクラーレン。彼の長年の交際相手であった女性、ヤング・キム(Young Kim)が、彼のガンの原因はアスベスト(石綿)の吸入によるものであると英Independent紙に語った。マルコム・マクラーレンはファッション・デザイナーのヴィヴィアン・ウェストウッド(Vivian Westwood)と共にSEXというアパレルショップを経営していたが、彼は大半をこの店で過ごしており、この店でアスベストを大量に吸入したのだという。また、「(ヴィヴィアン・ウェストウッドの息子)ベン・ウェストウッド(Ben Westwood)が言ってたのよ、彼の母親があの店でアスベストを見たって。それが70年代始めの頃のことで、たくさん残ってたんだって。その後誰かが(アスベストを)どうにかしたとは思えないわ」とも話し、アスベストによる健康被害であったと主張している。
マルコム・マクラーレンは中皮腫という胸部のガンを患っていた。中皮腫は、その原因の大半がアスベストの吸入であると言われ、吸入から30年から40年たって突然発症すると言われている病気。(s)
ニュース提供:bmr.jp
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