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2007年以降、分裂していたヒップホップ・グループのディップセットことディプロマッツ(the Diplomats)だが、それぞれに活動してきたキャムロン(Cam'ron)とジム・ジョーンズ(Jim Jones)が和解した。
ヒップホップ関連の情報発信で名高いラジオパーソナリティ、ミス・インフォ(Miss Info)が米時間19日付けでオフィシャルブログに、先週ジム・ジョーンズとキャムロンから電話がかかってきた際の状況を掲載。両者が和解に向かっており、特にジム・ジョーンズは「俺たちはいまでも兄弟(のようなもの)だ、だが俺が無礼な兄弟だった」と謝罪。「俺は時期を理解せずに文句ばかり言ったが、そのせいで俺だけじゃなく、このムーブメントに夢を持っていた他の仲間も困った状況に追いやった。感情でビジネスをダメにしてしまった」などとコメントしたという。
一方のキャムロンはより慎重に「俺たちはいまなにも一緒にやってはいない。ただそれぞれの抱えているプロジェクトがあり、それぞれの状況を確認する。それで筋道が通れば、何かが起きるだろう」と語ったとのことで、ディプロマッツが再結成するために、まずジム・ジョーンズが謝罪の姿勢を示した模様。ただし再結成が宣言されたわけではなく、ミス・インフォもファンに「あわてないように」と記している。
ディプロマッツは米ニューヨーク、ハーレム地区を拠点として活動していたラッパー集団で、2000年代前半にヒットを連発。特大のTシャツやバンダナ、紫やピンクなど派手な色に染められたファーなどのファッションと合わせて熱狂的なファンを生み出した。中心人物だったキャムロン、ジム・ジョーンズ、ジュエルズ・サンタナ(Juelz Santana)らはそれぞれソロでもヒットしていたが、2006年頃から不和が目立つようになり、2007年にははっきりと分裂していた。
ニュース提供：bmr.jp
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