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DJプレミア、元パートナー、グールーに哀悼コメントを発表
(04/22)
4月19日に逝去したベテランラッパー、グールー(Guru)にラップ・アーティストたちが続々と哀悼の意を表す中、実に16年間にわたりギャング・スター(Gang Starr)として活動し、共にヒップホップシーンに計り知れない影響をあたえてきたDJプレミア(DJ Premier)が正式コメントを発表した。

DJプレミアは「伝説的ユニット、ギャング・スターのグールーこと俺の兄弟(これからもこう呼び続けよう)、キース・イーラム(Keith Elam)の死を現実として突きつけられた悲しい日になった。1988年から2004年まで2人で幾多の成功を経験し、その後それぞれの‘創造の場’を求めて別々に活動するようになり、7枚目の再結成アルバムを発表することはついに叶わなかった。グールーが書いたとされる遺書で私が悪く言われていることについてのコメントを求められているが、私が言いたいことは、我々が一緒に活動した時間はかけがえがなく、ヒップホップ界に多くのものを残した、2人の歴史は誰も書き直すことができないもので、グールーに対する私の愛情を取り去ることはできない、ということだけだ。グールーの人生と彼の想い出を称えたい。彼の家族と共に早すぎた死を悼む。ギャング・スター結成時やオリジナルメンバーを忘れることはなく、特にギャング・スターとして一緒に創り上げたものすべてを生涯大切にしたい。部屋に入ってくるときのグールーの独特な声がもう聞けないと思うと寂しいが、曲を聞くといつでもよみがえる。人並み外れたラップスキルを持っていたグールーが、私の心や魂から取り除かれることは決してないだろう。‘ストリートの反応に満足を感じていた’ヤツよ、安らかに眠れ。愛を込めて。DJプレミア」などと全文大文字で綴り、世間の喧騒をよそに、グールーと共に活動した時間を大切に思う気持ちにあふれたものとなっている。

関連して、グールーの家族や関係者からは、ここ数年グールーのビジネスパートナーだったソラー(Solar)に対する不信感をあらわにしたコメントが発表されており、殊に‘遺書’については検証を求める声も上がっている。一方、ソラーも「このコメントはグールー自ら語ったもので異議を唱えるものは非常識だ」などと反論、対立姿勢を深めている。(t)

ニュース提供:bmr.jp

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