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故グールーの妹が正式コメントを発表
(04/24)
4月19日に逝去したラッパー、グールー(Guru) の死後、ビジネスパートナーが発表した「ファンへの手紙」が波紋を呼び悲しみと戸惑いが交錯する中、実の妹であるパトリシア・イーラム(Patricia Elam)が正式なコメントを発表した。

「我々イーラム家は、息子、兄、父、叔父、甥、従兄弟であるキース(Keith)こと、グールーへ、ファンが与えてくださる愛、理解、サポートに感謝の意を表します。 私たちは愛する人を失った悲しみで胸が塞がれる思いです。グールーは今、彼の死を一番寂しく思うであろう幼い息子の元にいます。グールーは数年前から、複数の骨髄腫により苦しんでいました。合併症により呼吸不全と心臓発作を引き起こし、2月の中旬には昏睡状態となり、先日他界するまで一度も目を覚ますことはありませんでした」と語るなど、2月中旬にグールーのビジネスパートナーである、ソラー(Solar)が公表した「意識を取り戻した」という内容と食い違うところがある。

パトリシアによると、19日の朝、グールーは低血圧により緊張状態に陥り、再び心臓発作を起こし帰らぬ人となったと説明。早すぎる死ではあるが、彼が残した音楽とその伝説的な功績を誇り高く思うと、故人を偲んだ。また不信感を募せているビジネスパートナー、ソラーに関して、「我々家族は、グールーが財団を創設したなどという話は聞いていません」とし「私たちが知っているのは、数え切れないほどのたくさんのファンが、彼に哀悼の意と愛を伝えたいという思いがあるということだけです。それに伴って、彼に関わる人全てを含んだ形で、近い将来メモリアルイベントを開催できればと思っております。」と締めくくっている。

グールーとプロデューサー/DJのDJプレミア(DJ Premier)による伝説的グループ、ギャング・スター(Gang Starr)の解散後、ソラーがグールーのマネージメント一切を取り仕切ってきたが、その死に際してグールーと血縁の親族をも近づけないという彼の行動に疑問の声が多く上がっている。(g)
(photo bt Yoko Yamashita/ left: Guru right: Solar)

ニュース提供:bmr.jp

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