(05/10)
今月1日、米アトランタのクラーク大学にて、スニーカーなどでおなじみCONVERSE主催のバスケットボールトーナメントBand of Ballersの第2回が開催され、ジャーメイン・デュプリ(Jermaine Dupri)やジェイ・エレクトロニカ(Jay Electronica)、ショーン・プライス(Sean Price)、ショーティ・ロウ(Shawty Lo)などそうそうたるラッパー/プロデューサーらによるチームが参加。中でもジム・ジョーンズ(Jim Jones)を中心としたジョーンズ・ファミリー(The Jones Family)チームは、和解が明らかになったディプロマッツ(the Diplomats)の中心メンバー、キャムロン(Cam’ron)も駆けつけて注目を集めた。同チームは決勝まで勝ち進み、最後はショーティ・ロウ率いるチーム"Southern Hospitality"を10対5で圧した。ジム・ジョーンズは昨年に続く優勝を遂げ、大会を盛り上げている。
試合後のインタビューでは、「いま一緒に何曲か創ってるんだ。一緒にビジネスをやろうと努力してるけど、とりあえず今はただ音楽を楽しんでるよ」とキャムロンが語るなど、新たな作品を創作中であることを明らかにした。一方、ジム・ジョーンズも「今、ディプロマッツの作品に集中している。それぞれソロのプロジェクトがあってレーベルの問題とかもあるけど、俺たちはまたディプロマッツをひとつにしたいと思ってるし、ファンキーで力強い音楽を引っさげて戻ってくるからな!」と語り、再結成がいよいよ現実味を帯びてきた。
ディプロマッツはディプセットの愛称でも知られる、米ニューヨーク、ハーレム地区を拠点として活動していたラッパー集団で、2000年代前半にヒットを連発。80年代サウンドのサンプリングによる懐かしい響きと、ビートの裏にラップをのせる新しいフロウで人気を博し、熱狂的なファンを生み出した。しかし、2007年にメンバー間の不仲から分裂。先月、グループの実質的なリーダーであるジム・ジョーンズが謝罪、和解への兆しが報じられたばかり。
ニュース提供：bmr.jp
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