
(05/10)
大型新人ドレイク(Drake)から世界中で圧倒的セールスを誇るエミネム(Eminem)まで、アーバン系アーティストの注目・話題作のリリースが集中する6月だが、ザ・ゲーム(the Game)、ディディ(Diddy)、M.I.A.らが発売日をズラすという現象が起こっている。
最新情報では、ザ・ゲームの"The R.E.D. Album"とディディの"Last Train to Paris"は、それぞれ15日、22日から共に29日発売へと移動、M.I.A.のタイトル未発表のサード作も昨日、7月6日への延期が発表された。
ディディはInterscopeのレーベルメイト、エミネムの"Recovery"とのセールスバトルを避けたと邪推されているが、回避した先には、2010年度の最注目作の一つでもあるドレイクのデビュー・アルバム"Thank Me Later"などが控えている。ザ・ゲームも、当初予定の15日から先に発売日を変更したドレイクと再度対峙することとなったが「いつもなら‘俺の勝ちだ’というところだが、今のドレイク人気は凄まじいのも事実。だが俺がストリートを相手にしている間にいち早くドレイク側がセールスで勝るように準備を整えたに過ぎない。まだ始まったばかりさ」などとコメントする一方、延期を繰り返してきたこのアルバムに先駆けてミックステープアルバム"The R.E.D. Room"を発表している。
一方、先月末に発表された先行シングル"Born Free"のミュージック・ビデオが、裸体や暴力的な描写などを理由にYouTubeから削除されるといういかにも彼女らしいエピソードを作ったM.I.A.だが、11日にはセカンド曲"XXXO"をiTunes Storeで発売、ベテラン映像監督ハイプ・ウィリアムズ(Hype Williams)が手掛けたミュージクビデオも準備されている模様。ちなみに、M.I.A.が延期した7月6日には、ケリス(Kelis)の"Fleshtones"やビッグ・ボーイ(Big Boi)の"Sir Luscious Left Foot: The Son of Chico Dusty"などの発売が予定されている。(t)
ニュース提供:bmr.jp
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