(05/19)
現在、米国本土の喧騒を避けるかのように、ハワイの高級住宅地ダイヤモンドヘッド・エリアに構えた自宅兼レコーディングスタジオでマイペースにて制作を続けていると伝えられるカニエ・ウェスト(Kanye West)。当初、6月リリースとされていたカニエの5枚目の新作"Good Ass Job" (仮題)だが、どうやら発売は9月まで持ち越されるらしい。
これは、12日に米カリフォルニア州サンタモニカで開催されたカニエの所属レーベルIsland Def Jamが行ったイベント関係者から漏れ聞こえたもの。他には、同レーベル所属のR&Bシンガー、ニーヨ(Ne-Yo)の新作も9月リリースを予定していることや、6月下旬発売予定のジェイ・Z(Jay-Z)のベスト盤にリアーナ(Rihanna)をゲストに迎えた新曲が収録されるという情報も出ている。
カニエ本人は依然として今回のアルバムについて沈黙を守る中、代わってコモン(Common)やDJプレミア(DJ Premier)といった大物アーティストが次々に称賛のコメントを出している。カニエに新作"The Believer"のプロデュースを委ねているコモンは「俺は参加していないが、カニエが新作に取組んでいるのは傍でみているよ。とてもパワフルだ。カニエは何でも自分でこなせるから助けはほとんど必要ないのさ」などとコメント、DJプレミアは「カニエは紛れもなくメジャー・アーティストだが、新作はサンプリング満載で上手く処理しているよ。トラックやライムはハードだ。全体的にはエレクトロだが、きっと驚くだろう」などと評している。(t)
(photo by Daniel Cruz Valle)
ニュース提供：bmr.jp
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