
(05/26)
傑作アルバムを連発しヒップホップ史に大きな足跡を残した重要グループ、ア・トライブ・コールド・クエスト(A Tribe Called Quest)を取り上げたドキュメンタリー映画"Beats, Rhymes & Life"が、来年2011年のサンダンス映画祭に出品されることが明らかになった。
監督のマイケル・ラパポート(Michael Rapaport)がストリートカルチャーブログThe Hundredsの取材で明かしたもので、現在最終的な編集作業を進めているところだという。ラパポートはこのドキュメンタリーを制作するきっかけについて「彼らがロスアンジェルスでパフォームした時、これは特別な何かだと感じたんだ」「バックステージで、ジミ・ヘンドリックス(Jimi Hendrix)やジャニス・ジョプリン(Janis Joplin)、ボブ・ディラン(Bob Dylan)みたいな昔のロックスターたちの古い写真みたいなイメージが浮かんできたんだ」と語っている。またQティップ(Q-Tip)、アリ・シャヒード・モハマッド(Ali Shaheed Muhammad)、ファイフ・ドッグ(Phife Dawg)という主要メンバーだけでなく、「名誉メンバー」で最近はライブにも復帰しているジャロビ(Jarobi)ともコンタクトを取ったとのこと。
サンダンス映画祭は米ユタ州パークシティで開催されるインディ映画の祭典で、世界中で公開される映画の数々がここで買い付けられるというもの。"Beats, Rhymes & Life"のプレミア上映が行われるこの祭典は、毎年1月に開催されている。
ア・トライブ・コールド・クエストは1998年のアルバム"The Love Moment"を最後に解散。その後2004年には米ヒップホップ・フェスティバルRock the Bellsで再結成ライブを行い、これをきっかけにアメリカ、ヨーロッパでライブ・ツアーを行うなどグループとしても動き続けている。また今年8月に予定されている音楽フェス、サマーソニック2010での来日も決定しており、多くのヒップホップ・ファンを狂喜させている。
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http://bmr.jp/video/?q=A%20Tribe%20Called%20Quest
ニュース提供:bmr.jp
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