
(05/26)
これまでア・トライブ・コールド・クエスト(A Tribe Called Quest)やウータン・クラン(Wutang Clan)などが出演、年々その勢いを増しているヒップホップ・フェスティバル"Rock the Bells"の今年のラインナップが発表された。
今年で7回目を数える"Rock The Bells"のヘッドライナーには、再登場のウータン・クラン(Wu-Tang Clan)はじめ、ラキム(Rakim)、KRS-ワン(KRS-One)、スリック・リック(Slick Rick)らヒップホップ界の「生ける伝説」が集結。しかもそれぞれの代表作"Enter the 36 Chambers"(1993年)、"Paid in Full"(1987年)、"Criminal Minded"(1987年)、"The Great Adventures of Slick Rick"(1988年)を全曲パフォームするという趣向だという。
また、正式発表の数時間前にはフージーズ(the Fugees)の紅一点でカリスマ的人気を誇ったローリン・ヒル(Lauryn Hill)の名前がヘッドライナーとして浮上。「ローリンが1998年の大ヒット作"The Miseducation of Lauryn Hill"全曲と、フージーズの代表曲"Killing Me Softly"を、同曲でサンプリングされた"Bonita Applebum"のネタ元であるア・トライブ・コールド・クエスト(A Tribe Called Quest)と共に披露する」というサプライズ情報がネット上を賑わすハプニングもあった。この件について主催者Guerilla Unionは「調整中」としており、実現の可能性もある模様。
"2010 Rock The Bells"は、現時点では8月21日のカリフォルニア州サンベルナーディノを皮切りに、22日のサンフランシスコ郊外、28日NYガバナーズ・アイランド、29日ワシントンDCの4公演が発表されており、収益金の一部はハイチ支援団体Hip-Hop and Hope for Haitiへ寄付されるとのこと。(t)
(photo by Lisa Liang)
ニュース提供:bmr.jp
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