
(05/31)
ソウル/コーラス・グループの王道、ザ・テンプテーションズ(the Temptations)の元リード・シンガーで、近年もたびたび来日公演を行うなど活発に活動していた希代のソウル・シンガー、アリ・オリ・ウッドソン(Ali-Ollie Woodson)が、今月30日に亡くなった。58歳だった。
訃報はUrbanNetwork.comなど複数の情報筋が伝えているもので、アリ・オリは白血病との闘病の末、今月30日に亡くなったという。すでに彼のオフィシャル・サイト www.aliolliewoodson.com のゲストブックにはその死を悼む多くのファンの声が寄せられている。
アリ・オリ・ウッドソンはデトロイト出身のソウル・シンガーで、80年代〜90年代にザ・テンプテーションズのリード・シンガーを務めたことで知られる。彼が共作し、1984年に発表した"Treat Her Like A Lady"はR&Bチャート2位を記録するヒットとなった。アリ・オリは、1988年にテンプテーションズとして来日して以来、たびたび日本でライブ公演を行っており、彼の名が由来となっている恵比寿のソウルバーを訪れるなど親日家だった。2008年6月にも来日公演を行っていたが、同年12月に予定されていたテンプテーションズ・レビュー(Temptations Review)としての来日は急病のためキャンセル。入院後、快方に向かっていると発表されていたものの、2009年7月の来日公演もドクターストップにより急遽キャンセルが決まるなど、その体調が心配されていたところ。
ご冥福をお祈りします。(s)
ニュース提供:bmr.jp
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