(06/07)
2009年初頭に発表したミックステープ"So Far Gone"から火がつき、メアリー・J.ブライジ(Mary J. Blige)、ジェイ・Z(Jay-Z)といった大物アーティストと次々と共演するなど、新人らしからぬ注目度となったカナダ、トロント出身のラッパー、ドレイク(Drake)。満を持して発表するデビューアルバム"Thank Me Later"が、6月15日の正規リリースまで2週間足らずとなった、1日深夜、ネット上にアルバム全体がリークされてしまった。
ところが、かねてからこのアルバムを「セールス目的の作品ではない」と語っていたドレイクは、翌2日午後Twitterで「何年間も無料で音楽を発表してきたんだ。どうってことはない。夏に聴いてくれればいいさ。6月15日も楽しみにしてくれ」と余裕の反応。さらに後日インタビューで「クオリティや音楽性の低いアルバムなら世間に受け入れられないし、リークは痛手になる。今回は大きな手ごたえを感じているし、口コミでも評価は上々だ。今でも自信があるね」などと語っている。
関連して、ドレイクは同2日にこの"Thank Me Later"のリスニングセッションをNYのレコーディングスタジオで開催。クリス・ブラウン(Chris Brown)、ジェイ・ ショーン(Jay Sean)、バウ・ワウ(Bow Wow)のほかUniversal Motownの社長も駆け付けた模様。さらに翌3日には、所属レーベルYoung Moneyオーナでもあるリル・ウェイン(Lil Wayne)の面会にライカーズ刑務所を訪れたようだ。(t)
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ニュース提供：bmr.jp
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