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ウガンダにBボーイ・カルチャーを! ドキュメンタリー映画にコモンら参加
(06/08)
確かなスキルと暖かみのあるメッセージで社会派ラッパーとして人気を維持、ここ数年は俳優としても着実に実績を重ねているコモン(Common)が、アフリカ東部のウガンダ共和国でヒップホップ/ブレイキンを広める若者の活動を追ったドキュメンタリー映画"Bouncing Cats"のナレーションを担当、同映画のプロモーションに一役買っている。

"Bouncing Cats"は、孤児でHIVウィルス感染者でもあるウガンダのBボーイ(ブレイキンを踊るダンサーのこと)、‘アブラムズ’ことAbraham Tekyaが、ヒップホップ文化を通じて若者を教育し、地域社会を活性化するために設立したBreakdance Project Uganda(B.P.U)の活動を軸にしたドキュメンタリー映画。いわゆるブレイク・ダンスを世界中に広めたダンサー/DJ集団、ロック・ステディ・クルー(Rock Steady Crew)のリーダーであるクレイジー・レッグス(Crazy Legs)をウガンダに招き、同国内各地でワークショップを開催した時の様子も収録されている模様。

「ヒップホップは俺たちのプライドであり、俺たちの存在に価値を与えてくれるもの」と語るアブラムズは、現在、ウガンダの首都カンパラを中心に300人以上の子供たちに無料でダンスクラスを開講、大半はホームレスで会場まで数キロも歩いて通っているという。

コモン以外にも、同映画の企画・趣旨に賛同した米ヒップホップ界のオピニオンリーダー的存在のモス・デフ(Mos Def)やウィル・アイ・アム(will.i.am)、同じく東アフリカの国ソマリア出身のケイナーン(K'Naan)のインタビューも収録。カニエ・ウェスト(Kanye West)やコモンらの映像作品で活躍するナビル・エルダーキン(Nabil Elderkin)が監督している。(t)

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"Bouncing Cats" 予告編 (英語)
http://jiro.bmr.jp/post/639395633/bouncing-cats

ニュース提供:bmr.jp

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