
(01/15)
「あんたなんか大っ嫌い!」と叫ぶサビの曲"Caught Out There"で鮮烈なデビューを飾り、‘怒れる女’のイメージの強い個性派シンガーのケリス(Kelis)が、動物権利擁護団体のPETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会)に噛みついた。
ケリスはPETAから彼女宛てに毛皮を使った衣類を着ないよう求める手紙が届いたのを受け、彼女はこの手紙に対する返信を公にすることにしたもの。彼女は「何かを殺すということについて、人道的な手段というものは存在しない。まず、ここから始めましょう」と断りを入れた上で、「わずかなリサーチであるけれど、その結果、(PETAの)創設者であるイングリッド・ニューカーク(Ingrid Newkirk)が完全に頭がどうかしているということが分かったの。そんな気はしていたけれど、私の予想をはるかに上回っていたわ。つまり、まともじゃない、気が狂っているってことよ!(笑) この女性の考えていることはどうかしてる、ググってみて! めちゃくちゃなんだから。彼女は糖尿病患者で、つまりそれは彼女がインシュリンを必要としているってことなわけだけど、そのインシュリンは実験用の豚が犠牲になって出来ているのよ。つまりこれって完全な偽善者ってことじゃないかしら」と痛烈に批判。他にも、特にニューヨークやロサンゼルスでひどいといわれる、都市部のネズミによる被害問題に触れ、「ネズミをペットにしたらどうなの」とやり返したり、アメリカ国内における黒人の貧困問題についてのニューカーク女史の態度を批判している。
またケリスは、長らく続いているラッパーのナズ(Nas)との離婚訴訟問題についても怒り心頭。ロサンゼルス高等裁判所が命じた、養育費など月額にして約460万円の支払いを昨年12月からナズが拒否していることから、法廷侮辱罪が適用されるべきと主張し、ナズを法廷に強制的に呼び出すよう求めているという。(s)
ニュース提供:bmr.jp
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