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マイケルとアレサ、アポロ・シアターの殿堂入り
(06/18)
数多くのスターを生み出した米ニューヨークの老舗ライブ会場、アポロ・シアターにて、マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)とアレサ・フランクリン(Aretha Franklin)の2人が殿堂入り(Apollo Legends Hall of Fame)を果たした。

今月14日にニューヨークのアポロ・シアターにて、俳優/シンガー/コメディアンのジェイミー・フォックス(Jamie Foxx)が司会を務める春の慈善コンサートと授賞式が開かれた。アレサの授賞式では俳優のダニー・クローバー(Danny Glover)がまずこの'クイーン・オブ・ソウル'を紹介。続いてファンキーなサウンドで人気を集めるバンド、シャロン・ジョーンズ&ザ・ダップ・キングズ(Sharon Jones & the Dap Kings)やイギリスの女性ラッパー/シンガー、エステル(Estelle)がトリビュート・パフォーマンスを披露し、アレサ本人がゴールドのきらびやかなドレスで登場。ここでアレサは観客の声に応え、まだ現役とばかりに"Rock Steady"を即興で披露し、ジェイミー・フォックス、ダニー・グローバーと共に会場を沸かせた。

またマイケル・ジャクソンの授賞式では、彼に提供した名曲"Butterflies"を作者のマーシャ・アンブロージアス(Marsha Ambrosius)が熱唱。続いてマイケルと親しかったコメディアン/俳優のクリス・タッカー(Chris Tucker)が登場し、ふざけたマイケルに「クリスマス」というニックネームをつけられたというエピソードなどを披露した。最後はゴスペル・シンガーのドニー・マクラーキン(Donnie McClurkin)が聖歌隊と共に"Heal the World"と"Earth Song"を歌い、故人を讃えた。なお、この最後のパフォーマンスにはマーシャやクリス・タッカー、ジェイミーらがステージに戻り参加したが、アレサ・フランクリンは携帯電話のカメラでその光景を個人的に録画していたとのこと。

アポロ・シアターはニューヨーク市ハーレム地区にある1914年創立のミュージック・ホールで、その始まりは19世紀までさかのぼるともいわれる歴史ある会場。特にアフリカ系ミュージシャンが出演することが多く、その「殿堂」にはジェイムス・ブラウン(James Brown)、クインシー・ジョーンズ(Quincy Jones)、スモーキー・ロビンソン(Smoky Robinson)らの名前が並んでいる。(s)

ニュース提供:bmr.jp

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