
(07/08)
2004年に米ケーブル局BETの、"Freestyle Friday"という即興ラップのバトル企画で、7週連続勝ち抜きという快挙を達成し、中国系アメリカ人として初めてメジャー契約を獲得したラッパーのジン(JIN)が、久々に新曲を発表するなど、復活への動きをみせている。
当時押しも押されぬ人気で勢いに乗っていたスウィズ・ビーツ(Swizz Beatz)率いるラフ・ライダーズ(Ruff Ryders)のメンバーとして迎えられ、2004年に発表したデビューアルバム"The Rest Is History"がビルボード・チャート12位を記録するなど、ラップスター街道をまっしぐらに進んでいたジンだが、最近は「引退したのでは」とささやかれるほど露出がなかった。しかし、実は母国香港に戻り、全て広東語によるアルバムなどを発表。活動を続けていたようで、現在、香港においてジンは紛れも無いラップ・スターであり、歐陽靖という名前で映画にも出演するほどだという。
今月8日に、NYで行われるアジアの映画の祭典New York Asian Film Festに出展される香港映画"Gallants"にも出演しており、初めてメインキャストとして役を得ている。また4月には久々となる英語での作品、ミックステープ"Say Something..."をリリース。同作品収録曲である"Angles"のミュージックビデオが公開されるなど、再びインターナショナル・マーケットでの活動を活性化させている。(g)
(photo by Rene "Ralph" Min)
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ニュース提供:bmr.jp
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