(07/12)
'クイーン・オブ・R&B'の呼び声も高いシンガーのメアリー・J.ブライジ(Mary J Blige)が、米ハワード大学へ入学する意志を明らかにした。
メアリーは先週、TV番組Good Morning Americaにて、高校から名誉学位をもらい、黒人教育のための総合大学として設立され「ブラック・ハーバード」とも呼ばれる名門ハワード大学に入学することを発表した。彼女は2014年から同大学の授業に出席するという。しかしこの発表を受けて一部メディアがハワード大学側に取材したところ、「ブライジ氏が勉学を継続しようとしていることは応援するし、ハワード大学への入学を検討していることは歓迎する」としながら、「正式な入学手続きをした上で」と述べ、現在のところは彼女の入学を否定したという。これに対しメアリーはTwitter上で「入学許可の書類をもらっている」と改めて嘘ではないと主張。
最終的にはメアリーの広報がUS Magazine誌に対し、「ハワード大学は確かに彼女を生徒として迎えることには大きく関心を寄せていますが、彼女が授業に出席することはないでしょう。たとえ、彼女が(同大学のある)ワシントンDCの学校への入学を許可されなくとも、オンラインでのプログラムに参加することはできます。もっとも彼女の秋のスケジュールはツアーと、サングラスや香水の新ラインの立ち上げで埋まっていますが」という公式見解を発表し、「彼女が音楽をやめることはありませんので」と付け加えた。
ハワード大学は1867年に首都ワシントンDCに創立された名門校で、古くはダニー・ハサウェイ(Donny Hathaway)やロバータ・フラック(Roberta Flack)、アンジェラ・ウィンブッシュ(Angela Winbush)といったソウル・シンガーから、プロデューサーのディディ(Diddy)、ベーシスト/シンガーのミシェル・ンデゲオチェロ(Meshell Ndegeocello)、R&Bシンガーのケニー・ラティモア(Kenny Lattimore)やエリック・ロバーソン(Eric Roberson)など音楽の分野でも多くの才能を輩出している。(s)
ニュース提供：bmr.jp
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