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11歳のシンガーのため、リアーナがドナー登録呼びかけ
(07/12)
トップR&Bシンガー、リアーナ(Rihanna)が、急性白血病を患った11歳のブロードウェイ・スター、シャノン・タヴァレス(Shannon Tavarez)を救うため、自身のファンに骨髄移植のドナー登録を呼びかけている。

シャノン・タヴァレスは、ミュージカル『ライオン・キング』などに出演しており、リアーナの大ファンだという。またリアーナも「彼女の声は美しく世界がもっと共有するべきだ」とシャノン・タヴァレスの歌声を賞賛している。「彼女の声を聴いたとき、すごく悲しい気持ちになったの。彼女の声はものすごく美しくて、ブロードウェイでパフォーマンスを続けるべきなのに、今はベッドの上で命を守るために闘っているなんて……」とリアーナは胸の内を語り、「私はすべての私のファンにお願いします。いますぐDKMS(世界最大の骨髄ドナーセンター)に登録して下さい」とファンにドナー登録を強く促している。

現在、骨髄ドナー登録者約700万人のうちアフリカ系アメリカ人の割合は約8%程度で、アメリカで骨髄移植を必要としているアフリカ系のうち17%しか移植手術を受けられない状態だという。シャノン・タヴァレスはアフリカ系アメリカ人の母親とドミニカ人の父親を持つ混血児で、現在、米ロングアイランドの小児病院で治療受けながら骨髄の提供者を待っている。

リアーナが登録を勧めている世界最大の骨髄ドナーセンターDKMSは、1991年にドイツで発足したもので、200万人以上の登録者がいる。これまでに、2万件を超える骨髄提供実績があり、多くの命を救ってきた。リアーナはこの団体と深い繋がりがあり、これまでにもDKMSの主催するイベントなどに出席し、人々がより骨髄の提供に前向きになれるよう、ドナー登録の必要性を訴えるなど、認知度の向上のための役割を果たしている。(g)
(photo by MiKeARB)

ニュース提供:bmr.jp

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