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ソランジュ、「最近のR&Bにはうんざり」
(07/13)
ビヨンセ(Beyonce)の妹で、2008年に発表したセカンドアルバム"Sol-Angel and the Hadley St. Dreams"でアーティストとして高く評価されたソランジュ(Solange)が、「最近のR&Bにはうんざり」と発言し、話題を呼んでいる。

ソランジュは先日ファッション・サイトのRefinery29.comに登場し、ロング・インタビューに応じた。ここで、オブ・モントリオール(Of Montreal)の新作への参加や、ダーティ・プロジェクターズ(Dirty Projectors)作品のカバーと共演など、ここ最近オルタナ系バンドとの交流が多いことについて聞かれ、現在の音楽シーンへの自身の考えを率直に語った。「R&Bについて言えば、もううんざり。何年間かはR&Bジャンキーだったけど、いまはインディの音楽に夢中よ。私はミッシー・エリオット(Missy Elliott)やデスティニーズ・チャイルド(Destiny's Child)、SWV、アリーヤ(Aaliyah)、カール・トーマス(Carl Thomas)とかに夢中になって育ったけど、最近のものは内容もスタイルも‘死んでる’って感じ。いくつかはのぞいてね」とR&Bシーンに辛辣な意見を述べている。またヒップホップについても、「もう本当に多くのヒップホップ・アーティストがヘンなエレクトロのブームに乗っかっちゃってるでしょ。それでファン層が広がると思ってるのよ。自分たちが最初に何をやっていたのかも忘れて」と批判的に語り、「でもカニエ(・ウェスト Kanye West)やQティップ(Q-Tip)、クエストラブ(?uest Love)みたいな人たちは、いかに(ダーティ・プロジェクターズのアルバム)"Bitte Orca"が賞賛されるべきか分かってるのよ」とも述べている。

また、自分のスタイルを楽曲で表現すると?と訊かれると「絶対、Qティップの"Vibrant Thang"ね」と答えた彼女は、現在ニューアルバムを制作中。前作は60年代モータウン・サウンドへのオマージュに満ちていたのに対し、新作は80年代の音楽にインスパイアされたという。「初期のチャカ・カーン(Chaka Khan)、80年代のジャネット・ジャクソン(Janet Jackcon)でしょ、それにSOS・バンド(S.O.S. Band)、プリンス(Prince)、もちろん偉大なるマイケル・ジャクソン(Michael Jackson)もね!」と答えている。なお、現在アフロヘアーのソランジュだが、これもチャカ・カーンから影響を受けたものとのこと。(s)

ニュース提供:bmr.jp

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