(07/14)
世界的な人気を誇るグループ、ブラック・アイド・ピーズ(Black Eyed Peas)の頭脳であるウィル・アイ・アム(will.i.am)は、自分が'一番ヒップホップな存在'だという。
ブラック・アイド・ピーズは昨年発表した最新作"The E.N.D."でエレクトロに寄せた音楽性を大きく打ち出し大ヒットを飛ばしたが、VIBE.comから「あなたやブラック・アイド・ピーズは、‘リアルなヒップホップ’ではない曲でヒットをここ数年出していますが?」と訊かれるとウィルは、「俺はヒップホップだ!」と主張した。ウィルは、「たとえばヒップホップを誰か人間にたとえるとしよう、そしたらきっと俺が一番ヒップホップな野郎だな。他の奴らと比べても。確かにヒップホップの編集者やファンの中にはそういう風に見てないが、別にいいさ。俺がいずれ勝つ。他の誰よりもでかい存在になってね。ただのポップ・アクトだと思ってるやつがいるくらいで、俺は立ち止まったりしない」と宣言している。また、「ヒップホップがその昔、多様なものだったことをみんな忘れてる。ヒップホップはかつてジャングル・ブラザーズ(Jungle Brothers)の"I'll House You"だったんだぜ。ヒップホップはいま、自分で自らの可能性を制限しようとしている」とも語っている。
ちなみにジャングル・ブラザーズ"I'll House You"とは、最近改めて注目を集め出している‘ヒップ・ハウス‘と呼ばれたスタイルの代表曲のひとつ。ヒップホップ・アーティストがハウス・ビートを取り入れたもので90年代初めに一時流行を見せており、ハードコア路線で知られるEPMDやなども軽快なダンス曲をリリースしていた。(s)
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ジャングル・ブラザーズ "I'll House You" 試聴リンク
http://www.youtube.com/watch?v=AFGhQSiGHWM
ニュース提供：bmr.jp
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