(08/02)
昨年6月に急逝したマイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の噂されていた未発表曲集が今年11月にリリースされる予定であることが明らかになった。
これはRollingStone.comが報じたもので、10曲の未発表曲を収録したニューアルバムが11月に発表されることをマイケル・ジャクソン財団の代表が明かしたという。マイケルが遺したハードディスク内に大量の楽曲データが遺されており、その多くが80年代にレコーディングされたものだとはこれまで報じられていたが、マネージャーのフランク・ディレオ(Frank DiLeo)は完成された曲だけで100曲以上が存在していると明かした。その中には、以前から報じられていたように、エイコン(Akon)、ウィル・アイ・アム(will.i.am)、ニーヨ(Ne-Yo)ら現代のヒットメーカーたちと制作した曲もあるという。Sony Music Recordsの元CEO、トミー・モトーラ(Tommy Mottola)は、「いつも彼はレコーディングのたびに、余分にレコーディングしてしまうんだ。どのアルバムでも20から30曲はレコーディングしていたよ」と以前に話している。
‘蔵出し'される曲の中でも最大の話題の的は、"Thriller"時代の未発表曲"Don't Be Messin' Around"となりそうだとのこと。他にも、ウィル・アイ・アムと制作した5曲のうちいくつかは収録される見込み。また、つい先日、"Invincible"を手がけたプロデューサー、ロドニー・ジャーキンス(Rodney Jerkins)も「マイケルの未発表曲集に関わっている」と発言したばかり。Sony Musicは今年3月におよそ2億5,000万ドル(約225億円)に及ぶといわれる契約をマイケル・ジャクソン財団と締結し、向こう7年間でマイケルの未発表曲や既に発表されている楽曲の新パッケージなどを含め、10枚のアルバムを発表する権利を得ている。(s)
ニュース提供：bmr.jp
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