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ウィル・アイ・アム、グラミー財団理事に就任
(08/11)
世界的人気グループへと飛躍したブラック・アイド・ピーズ(the Black Eyed Peas)の中心人物として精力的に活動する一方、そのプロデュース・ワークや企業とのコラボレーションでエンターテイメント業界に影響力を持つ存在となったウィル・アイ・アム(will.i.am)が、その実績を買われてグラミー財団(Grammy Foundation)の理事に任命された。グラミー財団は世界最大の音楽賞であるグラミー賞の運営団体。

今回、ウィル・アイ・アムと同時に新理事に就任したのは、シンガーソングライターのダリル・ブラウン(Darryl Brown)、新進マーケティング会社Anomaly社の敏腕ダニエル・チェリー(Daniel Cherry)、マドンナ(Madonna)やジェイ・Z(Jay-Z)など超大物アーティストとの大型契約でここ数年音楽業界にその名を轟かせているLive NationのCEOマイケル・ラピノ(Michael Rapino)といった実力者がズラリ。今回の異色人事についてグラミー財団理事長兼CEOニール・ポートナウ(Neil Portnow)氏は「21世紀となった今日も我が財団は活力にあふれ、成熟した組織であるべきであり、理事役員もクリエイティビティとその責任が強く求められる時期にある。影響力にある才能とビジョンを持ち、大いに尊敬できるメンバーを迎えることができたことを幸運に思う」との声明を発表。今後ウィルたちは、音楽や芸術の重要性を広く一般にプロモーションする役割を担う模様。

グラミー財団は、7月初旬にもレディー・ガガ(Lady Gaga)がデビュー作発表の前年に他部門にノミネートされたため一生に一度しかない新人賞獲得のチャンスを失ったことを機に、ノミネート規則を改正、ドレイク(Drake)やニッキー・ミナージュ(Nicki Minaj)などにもみられるように新人アーティストのデビュー形態の変化に対応している。(t)
(photo by kindofadraag)

ニュース提供:bmr.jp

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