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先月7日、薬物使用容疑で4ヶ月間服役していたアリゾナ州フェニックス刑務所から出所したのもつかの間、同26日に今度は2002年の無謀運転で逮捕された際の執行猶予違反でカリフォルニア州ロサンゼルス郡刑務所に逆戻りとなっていたラッパーDMX。懲役90日間となっていたが、12日、司法取引により18日間で晴れて釈放となった。
ゴシップサイトTMZ.comによると、DMXは出所直後に自らレンタルしたベンツでレコーディング・スタジオに向かい、夜11時20分まで過ごすなど、音楽シーンでの復帰に向け意欲を見せている。ところがその後、帰路についたDMXはまたしてもスピード違反で警官に停車を求められ、免許証の有効期間が切れていたため危うく拘留されるところだったが、後日裁判所へ出廷することで決着した模様。警官は同乗者に車を運転してDMXを家まで送るように依頼したという。
この報道を受け、DMX側からは即座に「DMXは薬物リハビリを終え、禁酒するなどしてこれまでの法的トラブルをすべて解決する最大限の努力をし、社会に対する義務を果たそうとしている過程にいる。メディアはすぐにDMXを犯罪者扱いしたがるが、今回はスピード違反も記録されていない。今、彼の最優先事項は仕事にある」などと更生を強調するコメントが出されている。そのコメントを裏付けるように、DMXは2枚組と噂されるニューアルバムからの新曲としてノトーリアス・B.I.G.(Notorious B.I.G.)をサンプリングした"Time to Get Paid"を発表、音楽活動も怠っていない。(t)
(photo by John B. Mueller)
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DMX "Time to Get Paid" 試聴ページ(YouTube)
http://www.youtube.com/watch?v=O52qEYXk4r4
ニュース提供：bmr.jp
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