
(08/20)
8月に入り、元フージーズ(the Fugees)メンバーのワイクリフ・ジョン(Wyclef Jean)がハイチの大統領選挙に立候補を表明したことで注目を集めるなか、同グループの紅一点ラッパー、ローリン・ヒル(Lauryn Hill)の新曲または未発表曲としてネット上に公開された"Repercussions"が、急速にラジオの支持を集め、ついに今週BillboardシングルチャートR&B/HipHop部門で94位にランクイン。ローリン自身の名義では、ボブ・マーリー(Bob Marley)のヒット曲を有名アーティストがカバー/リミックスしたコンピ盤"Chant Down Babylon"収録の"Turn Your Lights Down Low"(最高49位)以来となり、実に1999年11月までさかのぼる。客演を含めても2006年発表のメソッド・マン(Method Man)の"Say"以来とのこと。
同曲が公開された7月25日、ローリンはアフリカ中部ルワンダ共和国の首都キガリで開催されたダンス・フェスティバルPan-African Dance Festival (FESPAD)にゲストとして招かれ、フージーズ時代のヒット曲"Ready or Not"などをパフォーム、観衆を熱狂させたという。
また今週末21日からは、スヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)、ア・トライブ・コールド・クエスト(A Tribe Called Quest)、スリック・リック(Slick Rick)といった重鎮たちと共にヘッドライナーに名を連ねている全米注目のヒップホップ・フェスティバルRock The Bellsに出演。同イベントの趣向として、全世界で800万枚超のセールスを記録した1998年のデビュー作にして唯一のスタジオ録音アルバム"The Miseducation of Lauryn Hill"の全曲パフォーマンスを予定している。(t)
(photo by Lisa Liang)
ニュース提供:bmr.jp
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