
(08/20)
チケットの売り上げ不振により予定していた今夏の北米ツアーが取りやめとなったクリスティーナ・アギレラ(Christina Aguilera)が、新作プロモーションのために結婚式や成人式など一般のイベントでも歌うという。
今年6月に発表したニューアルバム"Bionic"の売り上げが伸び悩み、移籍の噂まで飛び出しているクリスティーナ・アギレラ。彼女は新作のプロモーションのため今夏に北米ツアーを予定していたものの、「準備不足なので」と急遽キャンセル。実際はチケットの売り上げ不振が突然のツアー中止の原因だったのではと言われている。そしてツアーが中止になった分を挽回するために、個人の結婚式や成人式などの催事イベントにやむなく出演しパフォーマンスをすることになったと英Yahoo! Newsが報じた。それによると、彼女は一回の出演にあたり当初は130万英ポンド(およそ1億7000万円)のギャラを要求していたが、音楽業界に従事している彼女の夫ジョーダン・ブラットマン(Jordan Bratman)にたしなめられ、一回の出演を15万7000英ポンド(およそ2090万円)に抑えることでより多くのオファーの獲得を図っているという。
クリスティーナ・アギレラは"Bionic"発売時に主要なメディアへのプロモーションはほぼ網羅したものの、米国では発売初週でおよそ11万枚と前作の3分の1以下の成績となり、さらに翌週では4万枚を切るセールスの落ち込みぶり。イギリスでは初登場1位を獲得するも翌週には29位に転落し、1位からのチャートダウンとしては英国史上最悪の記録となった。
ただし、こういった「営業」活動はトップスターの間でも続けられておりリアーナ(Rihanna)がロシアの富豪のためにプライベート・ライブを行ったエピソードなども有名。富裕層のための‘コンシェルジュ’業界では、あらゆるセレブリティと直接会うための手配をすることも重要なサービスになっているとか。(s)
ニュース提供:bmr.jp
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