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ワイクリフ、大統領選立候補に赤信号?
(08/21)
11月28日に行われるハイチ大統領選に立候補する意思を表明したミュージシャンのワイクリフ・ジョン(Wyclef Jean)だが、その行く手にはさまざまな障害が待っているようだ。

既に、居住年数不足を理由に立候補資格自体が認められない可能性も報じられていたが、17日には、電話やEメールで脅迫されていたことが明らかになった。ワイクリフは現在、安全を期して家族と共にハイチ国内の極秘場所に身を隠しているという。これは、ワイクリフ自身がAP通信社に伝えたもので「立候補を取り下げ、ハイチから去れ」といった内容や時には殺害をほのめかす電話やメールが複数届いているとのこと。

今回の大統領選挙にはワイクリフを含め30人以上もの立候補者が乱立、ワイクリフ以外にも条件を吟味されている者も複数名いるようだが、候補者の正式認定は現地時間の20日に発表予定とのこと。ワイクリフは、‘連続5年間の居住’という条件を満たしていないことや主宰する慈善団体Yele Haitiの税金滞納が問題視されているが、2007年に現ハイチ大統領のもとで移動大使を務めたことやYele Haitiを通じての支援実績、同国に長く居を構えていることなどで埋め合わせできると確信している模様。

ワイクリフの立候補表明を受けて、同じ元フージーズ(the Fugee)メンバーのプラーズ(Pras)や俳優ショーン・ペン(Sean Penn)らから次々とその資質を疑うコメントが出されたが、アトランタ出身のラッパー、パスター・トロイ(Pastor Troy)は、その名もハイチアン・フレッシュ(Haitian Fresh)というラッパーと共にワイクリフのスローガンでもある"Fas a Fas"をタイトルに掲げたシングルを発表、ワイクリフ支援を呼び掛けるようだ。(t)

ニュース提供:bmr.jp

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