ラスアラfor staying real BLUE,TOURファイナル@恵比寿リキッドルームの様子をライブレポート!


9/24に恵比寿リキッドルームで行われた、for staying real BLUE, TOURファイナルをレポート!!

前作から8ヶ月という短いスパンでアルバム『for staying real BLUE.』をスピードリリースしたLAST ALLIANCE。千葉LOCKを皮切りに全国21箇所を巡るこの日は恵比寿リキッドルームでのツアーファイナル!会場に入るや否やもの凄い熱気。開演時間の19時を少し過ぎた頃、ステージに登場したLAST ALLIANCEの4人。満員の拍手を歓喜の中、アルバムと同じ「In my hand」でライブは一気に幕を開ける。続いて「Revolution is starting」、「WEDGE」、「LOSER」、「TODAY」と爆走する演奏に会場は一気に熱を帯びる。

ANZAIがMCで「いきなり楽しくて仕方ありません!今日はグチョグチョになってビチャビチャになって1つになって帰ろうぜ!」と楽しそうに告げ、「21箇所回ってきて今日がラスト、ツアーの対バンがかっこよくて、悔しい思いもした。悔しい酒も、楽しい酒を毎晩飲みました(笑)。」とMATSUMURAが続ける。「それを全部自分たちのものにして歌います。今日はワンマン。俺達の事を好きな人が来てて、俺らもみんなのことが好きで、言ったら相思相愛。愛情のこもった空間にしましょう!(MATSUMURA)」という言葉に会場からの大歓声!ライブの中盤では新作から「エンプティハート」「スロートワート」と続け、LASTALLIANCEの演奏も会場も加速していく。

「今年は年明けからこのアルバムを仕上げてて、レコーディング中の3/11に地震が起きて日本が大変なことになった。でも俺たちは自分たちのできることをやろうと思って、アルバムが6月に店頭に並んだことは奇跡。自分たちにとっても特別なアルバムになりました。全国で集まってくるみんなにエネルギーをもらいました。みんなの熱をもらってここまで来ることができました。ありがとうございました。日本の復興のエネルギー、一番は笑顔だった。この笑顔があれば日本は大丈夫だと思った。」と言うANZAIの言葉にはオーディエンスからエネルギーを注ぎ込まれ感化されながら全国を駆け巡ったこのツアーへの強い想いと感謝の気持ちが滲んでいた。

「短い8ヶ月というスパンで2枚出して、自分たちの中では挑戦でした。しばらくは音源を作らないと思います。2年3年というスパンではないんだけど、しばらくはライブに力を入れたい、新しい曲というよりは古い曲にも力を入れたい。これが最後のブロックです!畳みかけます!」と盛り上げて突撃した「REVEL FIRE」、「LAST ALLIANCE」という往年の名曲にフロアの熱気は爆発し、ラストの「片膝の汚れ」は満員のフロアから突きあがる拳と歓声の中でリキッドルームは一体に。会場の期待に応えたアンコールでは、新作のボーナストラックに収録された「一握りの青」、「Melancholy」を熱唱し、ダブルアンコールでは「letter」を歌い上げ、満員のオーディエンスの笑顔に送られ、彼らも笑顔でステージを後にした。2時間のライブはどこまでも濃密で、メンバーとオーディエンスの笑顔であふれた夜だった。

12/27には代官山のユニットでのワンマンの開催が発表され、ライブでは色んな企画を用意中とのこと。いままでにない特別ライブになると予告していたので、こうご期待!
さらに10/10にはRED LINE TOUR 2011の参戦も決定。10/13には彼らが所属するバップの創立30周年記念ライブ「VAP 30th Anniversary 電撃バップvol.1」への出演を控えており、今後もライブでの活躍が楽しみだ。(古川)
セットリスト
01. in my hand
02. Revolution is starting
03. WEDGE
04. LOSER
05. TODAY
-----MC-----
06. HEKIREKI
07. One
08. WING
09. stardoubt
10. BLUE LIGHTNING
11. 僕信論
-----MC-----
12. エンプティハート
13. スロートワート
14. μ
15. 静寂の中、その矢は放物線を描く
-----MC-----
16. REBEL FIRE
17. Everything is evanescent
18. LAST ALLIANCE
19. 剣戟の響き
20. 片膝の汚れ

EN1. Melancholy
EN2. 一握りの青
WE. letter

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